#2 ニッキのはじまり

 

高校二年生の秋のこと。

 

教室の窓から校庭を眺めていたとき

ふと、今の時間は一瞬であると感じた瞬間がありました。

 

未だに上手く言葉にできないのですが

 

今の自分は

1秒後にはいなくなってしまうのだ というようなことを

強く思ったのです。

 

 

 

そのときから

強く印象に残った出来事があった時は
考えたことを文字にしてみることを始めました。

 

明日の自分がこれを読んだらどう思うだろう。

10年後の自分がこれを読んだらどう思うだろう。

…そんな好奇心が沸いたのでした。

 

ノートに走り書きした受験生時代の記録が

つまりは『日記』だったんだと気が付いたのは

受験が終わって漸くほっと一息ついた頃でした。

 

肉筆で記したノートには

青春時代特有の、何とも言えない甘酸っぱさが残っています。

 

今読み返すと恥ずかしくて卒倒しそうになるような内容なのですが

その頃の自分は

こんな小さなことに本気出して悩んでいたのかと思うと

時の流れと自分の変化を改めて意識できて面白いです。

 

その後Web日記を書き始めるようになって

頻度はさらに減りましたが

強い印象を受けた出来事などは、今もたまに肉筆で記録をしています。

 

さらに10年後の自分は

このノートを見たらどんなふうに思うのか。

 

それがまた、楽しみなのです。